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費用
2023/12/01

軽自動車の車検にかかる費用はいくらぐらい?
相場や安い理由も解説

軽自動車の車検にかかる費用はいくらぐらい?相場や安い理由も解説

軽自動車の車検を受ける予定がある方であれば、費用がいくらかかるか相場を知っておきたいですよね。軽自動車の車検は、普通乗用車よりも安く受けられるケースが多いです。

ただし、年式や走行距離などの条件によっては相場より金額が高くなる場合もあり、車検の依頼先や受け方によっても費用も変わってきます。

今回は、軽自動車の車検費用が安い理由と内訳、車検の流れと期間、軽自動車の車検に必要な書類、車検時の注意点、できるだけ安く済ませるためのポイントについて解説します。

1.軽自動車の車検費用が安い理由

軽自動車の車検費用が安い理由

軽自動車の車検費用は、普通乗用車などと比較すると10,000~20,000円ほど安い相場となっています。車検をはじめとする維持費が安いイメージのある軽自動車ですが、なぜ安いのか具体的な理由はご存じでしょうか。

最大の理由は、車両の重さに応じて課せられる「重量税」が普通乗用車よりも安いためです。自家用軽自動車にかかる重量税は、次の表のとおりです。

エコカー以外 エコカー
新規登録 9,900円 軽減率に応じて0~5,600円
継続検査 6,600円 軽減率に応じて0~5,000円

0.5t~1tの自家用普通乗用車の重量税は、新規登録・継続検査ともに16,400円ですので、およそ1.5~2倍ほど普通乗用車の方が高いことが分かります。

また、軽自動車の規格は車幅が1.48m以下、全長が3.4m以下と定められており、普通乗用車よりも車体に使用されている部品が小さいため、部品交換や整備費用も安くなります。

2.軽自動車の車検費用の内訳

軽自動車の車検費用の内訳は、一般的な車検と同じように次の3つに分けられます。

  1. 法定費用
  2. 車検基本料金
  3. 整備費用

「法定費用」は、どこで車検を受けても変わらない費用です。軽自動車の法定費用は、次の表のとおりです。

■ 法定費用(2年・継続検査・エコカー以外の場合)

自賠責保険 17,540円
印紙代 1,800~2,300円
重量税 6,600円
合計 25,940~26,440円

軽自動車の法定費用の合計は25,940~26,440円となり、普通乗用車と比べると10,000円ほど安い金額です。

「車検基本料金」には、車の法定24ヵ月点検を行うための点検費用、車検手続きの代行費用、代車料金などが含まれます。
「整備費用」は、部品交換代や作業工賃の実費です。整備箇所に応じて費用が変動します。

一般的な車検(普通乗用車)の費用についても詳しく知りたい方は、こちらもあわせてご覧ください。

3.軽自動車の車検ができる場所と特徴

軽自動車の車検を受けられる場所を5つご紹介します。1つずつ特徴を見ていきましょう。

カーショップなどの店舗やディーラー

多くのカーショップなどの店舗やディーラーでは、軽自動車の車検にも対応しています。

カーショップやディーラー車検の特徴は、自社で取り扱っている車種に関する豊富な知識・経験がある点です。車を最善の状態に保つために消耗パーツを早めに交換するなど、長期的な視点でメンテナンスを行います。

余裕をもった部品交換や点検項目の多さから、費用は他の業者に比べて高い傾向がありますが、不具合の早期発見など安心・安全面を重視する方向けです。

大手中古車販売店

カーショップやディーラーのような高品質な車検を、より費用を抑えて受けられるのが大手中古車販売店です。

大手中古車販売店の特徴は、軽自動車など多様な車種の販売・整備に関する経験があることと、価格の安さにも力を入れている点です。

全国展開している大手中古車販売店の場合、自社ネットワークにより軽自動車の部品の調達などにも強く、サービスの質と安さの両方を叶えられます。

営業時間が他の業者より長めで、車検完了後の受け渡し時間など融通が利きやすいのも利点の一つです。

整備工場

地域に根付いた整備工場でも、軽自動車の車検が受けられます。整備工場には、認証工場と指定整備工場(民間車検場)があります。

認証工場では、法定点検や分解整備までを自社工場で行い、軽自動車検査協会などへ車を持ち込んで車検検査を受けます。指定整備工場であれば、車検検査までを自社工場内で行えます。家族が昔から利用している整備工場などがあれば、車検の相談をしてみるのも一つの方法です。

車検専門店

車検サービスに特化した車検専門店では、メーカーや車種を問わずに軽自動車の車検が受けられます。「早さ」や「安さ」を売りにしている車検専門店が多く、点検や整備は必要最低限の項目に絞って行われることが多いです。

メーカーなどにこだわらず、車検だけをスピーディーに済ませたい方向けの車検の方法です。

ガソリンスタンド

ガソリンの給油だけでなく、車検サービスも行っているガソリンスタンドも増えてきています。給油の際に、キャンペーン割引などを提案されることもあるでしょう。

24時間営業のガソリンスタンドであれば、日中に車検の時間を確保できない方でも利用しやすいのが特徴です。

ただし、車検のための整備工場を常設せずに、外部へ委託する形をとっているガソリンスタンドも多く、時間・日数が他の業者よりも長くかかることもあります。

運輸局(ユーザー車検)

ユーザー車検は、車検を業者に依頼せずに自分で運輸局や軽自動車検査協会へ持ち込む方法です。普通乗用車は運輸局へ、軽自動車の場合は軽自動車検査協会で受け付けています。

手続きの代行費用などの車検基本料金がかからず、法定費用のみで車検を通せるので安く済むのが特徴です。

必要書類の用意や点検・整備などを自分で行う必要があることと、平日の昼間に時間を確保しなければならない点は考慮した方が良いでしょう。

4.軽自動車でも車検費用が高くなることもある

一般的に安いと言われている軽自動車の車検でも、費用が高くなるケースがあるため注意が必要です。どのような時に費用が高くなるのかについて解説します。

年式が古いと重量税が高くなる

軽自動車の重量税は、初度検査年月から13年を経過すると20%ほど高くなります。

  • 13年未満:6,600円
  • 13年経過:8,200円
  • 18年経過:8,800円

増額率は普通乗用車に比べると小さいものの、法定費用が2,000~3,000円高くなることになります。

エコカー対象車であれば、免税や減税が適用になることもありますが、13年経過のタイミングを目途に、新車・中古車などへ乗り換えることを検討するのもおすすめです。

年式が古かったり走行距離が長かったりすると部品交換が増える

車は、5年経つと劣化する部品が多くなります。車検検査に合格するための消耗部品の交換や整備箇所が増えると、その分整備費用が高くなります。

車検に通すためにタイヤやバッテリーなどを交換する必要がでてくるため、30,000~50,000円ほど車検費用が高くなることが想定されます。

高い部品の交換

エアコンやエンジンなど高い部品を交換すると、整備費用が高額になりやすいです。とはいえ、放置すると安全性が低くなることや、車検の直後に交換することになるなど、結果的に損をする可能性もあります。費用・安全の2つの側面で検討することが大切です。

整備項目が基本よりも多く設定されている 

必須ではない整備項目が入っていたり、基本項目よりも多く設定されていたりすると、車検費用が高くなるため注意が必要です。

特にディーラー車検などでは、メーカーの信頼や品質重視のため、標準よりも細かい箇所まで整備・点検を行う傾向があります。

整備の前や見積もり時に不明な整備項目がある場合は、担当者へ整備内容を確認してみると良いでしょう。

5.軽自動車の車検費用を安くするには?

2年に一度の車検では、できる限り費用を安く済ませたいと考える方も多いでしょう。ここでは、軽自動車の車検費用を相場よりも安くするためのポイントを3つご紹介します。

日頃のメンテナンスをしっかり行う

日頃からこまめなメンテナンスを行うことで、車検時にまとめて部品交換をしなくても済むため、費用が抑えられます。

また、タイヤ、バッテリー、ランプなどの基本的な車検項目や、自分の車の状態を把握しておくことで、車検費用を想定しやすくなります。

ユーザー車検に切り替える

車検業者を利用せずに、自分で車検場へ持っていくユーザー車検に切り替えることで、手数料などがかからず費用を抑えられます。

法定費用と部品交換などの整備費用は必ずかかるため、削れるのは車検代行費用や代車料金などの「車検基本料金」にあたる部分です。

車の整備や車検手続きについての専門知識がある方であれば、ユーザー車検への切り替えを検討してみてもいいかもしれません。

整備項目を見直す

車検の見積もり時に整備項目を確認し、不要な項目は外してもらえるか相談することで安く抑えられる可能性があります。

車検業者によって、車検に合格できる最低限の整備のみを行う業者や、今後の安全性や長く乗ることを見越した細かい整備まで行う業者までさまざまです。

整備項目によって車検費用は大きく異なるため、どの程度の仕上がりの状態を目指すかを明確にしたうえで、整備項目を見直すことも大切なポイントです。

6.軽自動車の車検の流れと期間

軽自動車の車検費用についてわかったところで、実際の車検の流れとおおよその期間を確認していきましょう。軽自動車の車検の大まかな流れは、次のとおりです。

期間 車検の流れ
1~2カ月前 ①見積もり点検
②車検日時の予約
車検当日 ③分解・点検・整備作業
④指定工場なら自社の検査ラインにて、認証工場なら軽自動車検査協会へ持ち込んで車検検査
⑤認証工場は即日「車検証」が交付される
数日~1週間後 ⑥指定工場は即日「保安基準適合証」を発行、後日「車検証」が郵送される

軽自動車の車検は、1~2カ月前から見積もりなどの準備を行います。車検自体は業者によって半日~数日間の期間で行われます。

車検の時間や日数についての詳細は、こちらを参考にしてください。
play_arrow 車検にかかる時間はどれくらい?少しでも早く終わらせるには?

軽自動車の車検に必要な書類

軽自動車の継続車検に必要な書類などは、次のとおりです。

  • 車検証(自動車検査証)
  • 自賠責保険証
  • 軽自動車納税証明書
  • 点検整備記録簿
  • 委任状
  • 印鑑

ユーザー車検の場合、これらに加えて下記の書類を用意する必要があります。高い専門知識が必要なことだけではなく、書類の準備にも手間がかかるため、車検は専門業者に依頼するのが賢明とも言えそうです。

  • 自動車重量税納付書
  • 継続検査申請書
  • 軽自動車検査票
  • 自動車損害賠償責任保険証明書

車検に必要な書類について詳しく知りたい方は、こちらもあわせてご覧ください。
play_arrow 車検の必要書類や基本的な持ち物は5つ。準備はお早めに!

7.軽自動車の車検を受けるときの注意点

軽自動車の車検を受けるときには、次のポイントに注意しましょう。

軽自動車の車検は、1~2カ月前から見積もりなどの準備を行います。車検自体は業者によって半日~数日間の期間で行われます。

車検の費用が高い・安いだけで決めないこと

車検の費用面ばかりを重視して、車検業者を高い・安いだけで決めてしまうのはおすすめできません。これは、相場より高くても長期的に見ると車が長持ちすることや、安いだけでサービスや整備項目が充実していないなどの可能性があるためです。

複数社に見積もりを依頼し、車検の費用面だけではなく、対応や整備項目をしっかり見て判断するようにしましょう。

特に、車の整備について詳しくない方や、定期的なメンテナンスや日常点検などをあまり行っていない方であれば、細やかな整備を行ってくれる車検業者を選択した方が安心につながるはずです。

相場よりも高額になる場合は乗り換えを検討する必要もある

車検の見積もり時に、あまりにも部品交換が多く、相場よりも高額になってしまう場合は、乗り換えを検討すべきタイミングかもしれません。

維持費が安いと言われている軽自動車ですが、年式や走行距離によっては、整備費用や重量税などの車検費用が高くなります。

新型の車に乗り換えることで、エコカー減税を受けられたり、燃費が向上してガソリン代が安く済んだりと、総合的に見るとランニングコストが抑えられる場合もあります。

車検費用がこれまでよりも高額になってきたと感じたら、新車や中古車などへ乗り換えることも検討しましょう。

8.まとめ

軽自動車の車検費用が安い理由と内訳、車検の大まかな流れ、必要書類、受ける時の注意点、安く済ませるためのポイントについて解説してきました。

軽自動車の車検は、重量税や消耗部品が安いこともあり、普通乗用車よりも10,000~20,000円ほど安く受けられます。日頃のメンテナンスや整備項目の見直しを行うことで、さらに費用を抑えられるでしょう。

ただし、年式・走行距離・整備箇所などによっては整備費用が高額になることもあるため、複数業者の見積もり比較や、場合によっては新車・中古車への乗り換えを検討することも大切です。

軽自動車の車検費用の見積もりなら、WECARSの無料見積もりをご活用ください。安心・快適なカーライフのお手伝いをさせていただきます。

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