車検の見積もりだけ依頼できる?見積もりまでの流れや依頼するときのポイントを解説
車検費用の見積もりを取っておくことには、多くのメリットがあります。例えば、複数の車検業者から見積もりを取ることで、より安い車検業者に車検を依頼することができます。本記事では、見積もりを依頼する手順や依頼する際の注意点などを解説します。
1.車検の見積もりだけをもらうことはできる?
「見積もりを取ったら必ず車検も受けなければならないのでは」と思う方もいるでしょう。しかし、実際には見積もりを取るだけでは何の問題もありません。
税金や自賠責保険などの法定費用は依頼業者に関わらず同額ですが、車検基本料金(点検、検査、代行手数料など)や修理・部品交換などの費用は依頼先によって異なるため、総額では車検業者間・店舗間で大きな差が生まれます。
車検業者によっては、一般的には無料であるサービスが有料であったり、車検に不必要なサービスが含まれていたりする場合もあるため、見積書の内容は業者選びの指標となります。事前に見積もりを取り、内容や費用を把握したうえで車検を依頼する業者を決定しましょう。
2.車検の見積もりを依頼するときのポイント
車検業者に見積もりを依頼するにあたり、知っておきたいポイントや注意点があります。ここでは車検見積もりの予備知識を解説します。
無料で見積もりを取ることができる車検業者を選ぶ
多くの車検業者では無料で見積もりを取ることができます。ただし、見積もり時の点検や書類作成には人手がかかるため、有料としている車検業者もあります。見積もりを依頼する際は念のため、「見積もりだけをお願いできるか」「見積もり作業が無料であるかどうか」の2点を事前に確認しておきましょう。
見積りは車検費用のシミュレーション作業
車検見積もりは、車検にかかる実際の費用を車種や年式、整備状況をベースにシミュレーションするための作業です。あくまで試算であるため、実際の車検費用とズレが生じる場合があります。
見積もりは想定よりも時間がかかることもある
一般に車検見積もりにかかる時間は30分〜1時間程度です。整備費用や部品代を算出するためには実際に車を点検する必要があるため、時間がかかる場合があります。店舗の混雑状況によってはさらに時間がかかることも考えられますので、見積もりを取る際は時間に余裕をもって依頼するようにしましょう。
見積もりに必要な書類を揃える
車検の見積もりは車本体と自動車検査証(車検証)さえあれば依頼できます。車検証は常に車に備えている必要があるため、見積もり時にわざわざ準備するものではありません。ただし、見積もり額に納得し車検業者の都合が良ければその場で車検を依頼できる場合もあるため、見積もりの段階で車検に必要な書類を用意しておくことをおすすめします。
車検を受けるために最低限必要なものは4点です。
- 自動車検査証(車検証)
- 自賠責保険証明書(自動車損害賠償責任保険証明書)
- 自動車税(種別割)納税証明書または軽自動車税(種別割)の納税証明書
- 認印
なお、車によってはそのほかにも必要になるものがあります。車検に必要なものは以下の記事でより詳しく解説しています。
「車検の必要書類や基本的な持ち物は5つ。準備はお早めに!」
見積もりは複数の車検業者からもらう
車検費用は車検業者によって大きく異なります。整備費用や部品代はもちろん、車検基本料金や代車費用などの内訳もそれぞれ違います。複数の車検業者から見積もりを取り、それぞれの特徴を比較することが重要です。また、費用だけでなく整備内容の確認も大切です。不要なサービスの記載があれば、省くことで費用が節約できる場合があります。
3.見積もりの依頼手順
見積もりを依頼する際の具体的な手順を解説します。
見積もりを依頼する車検業者を見つける
車検を依頼できる場所には、ディーラー・大手中古車販売店・ガソリンスタンド・カー用品店・自動車整備工場などがあります。広告やWebサイトに掲載された情報をもとに、自宅近くから数店舗を候補としてピックアップしましょう。
以下の記事では車検を依頼できる業者について詳しく解説しています。併せてご覧ください。
「車検はどこに出すのがおすすめ?車検業者の比較と選び方を解説」
見積もり予約を入れる
候補に挙げた車検業者を直接訪問するか、電話やメールで見積もりの予約を入れましょう。その際、無料の見積もりが可能か、見積もりだけを取ってもらえるかどうかも確認しておきましょう。
見積もりを依頼する
指定された予約日時に車を持ち込み、見積もり作業をしてもらいます。見積もりにかかる時間は車検業者によって異なりますが、おおむね30分〜1時間程度です。
車検業者を比較する
以上の手順で候補に挙げた車検業者から見積書をもらいます。費用や内容をもとに実際に依頼する車検業者を比較検討しましょう。予約は一日にまとめると効率的に回れますが、混雑具合によっては見積もり作業の時間がずれ込む場合があります。一日で複数の店舗を回る場合は、時間に余裕をもたせて予約をしておきましょう。
見積もりの時期や費用などは下記で詳しく解説しています。
「車検の見積もりをとるには?最適な時期・場所・費用、依頼先を選ぶポイント」
4.WECARSで車検見積もりをする場合
全国に店舗を構えるWECARSでは、店頭や電話はもちろん、Webサイトからも見積もり予約ができます。見積もりをご依頼の際は以下の手順でご連絡ください。
※一部の店舗はお車の買取・販売のみの営業となっております。
無料見積もり依頼から予約する
WECARSの車検見積もりは、Webサイト上にある無料見積もりフォームにお名前・お電話番号・お住まいの都道府県を入力し、「車検予約・無料見積もり依頼」をクリックするだけで仮予約が完了します。「簡単無料見積もり」はフリーダイヤルでも受け付けています。電話は年中無休で午前9時から午後9時まで受け付けていますので、忙しい方でもお気軽にご利用いただけます。なお、見積もりご依頼の際は手元に車検証をご準備ください。
概算の見積もり額を確認する
予約完了の数日後、WECARSからWebサイトに入力した電話番号宛に連絡をさせていただき、結果をお伝えします。お伝えした見積もり額にご納得いただけましたら、最寄りのWECARS店舗で見積もりの本予約をお願いします。
実際に車を持ち込み見積もりを依頼する
指定日時に車で予約した店舗へお越しいただき、見積もりを依頼します。算出された見積もり金額にご納得いただければ、その場で車検をご予約できます。代車の空きや予約状況によっては、そのまま車をお預かりできる場合もあるため、車検に必要となる書類をご準備のうえご来店ください。
5.まとめ
車検費用を抑える秘訣は、複数の車検業者から見積もりを取り、費用を比較することにあります。費用面はもちろんですが、整備内容にも注目して安心して依頼できる車検業者を選びましょう。
WECARSでは国から認められた指定工場を全国に有しており、国産車はもちろん、輸入車や最新のハイブリッドカーも整備できる最新の設備のもと、豊富な実務経験と高い技術力を持ったスタッフが整備にあたるため、どのような車でも安心してお任せいただけます。また、中古車・中古部品流通の独自ネットワークを持っているため、中古部品を使った安価な修理も可能です。
ぜひWECARSの無料見積りをお試しください。



