1. home_filled WECARS(ウィーカーズ)トップ
  2. chevron_right 格安車検ならWE!車検
  3. chevron_right 車検コラム
  4. chevron_right 費用
  5. chevron_right 車検と一緒に名義変更をするときにかかる費用は?金額の内訳を解説
費用
2022/12/06

車検と一緒に名義変更をするときにかかる費用は?金額の内訳を解説

車検と一緒に名義変更をするときにかかる費用は?金額の内訳を解説

車の所有者が変わる場合には「名義変更(移転登録)」が必要ですが、どのくらいの費用がかかるのかご存知でしょうか。名義変更の費用項目は大きく5つあります。
名義変更にかかる費用詳細や安く抑えるための方法、万が一名義変更を無視した場合のリスクについてチェックしていきましょう。

1.車検時に名義変更するときの費用一覧

車検時に名義変更するときの費用一覧

車の所有者が変更される際は、名義変更の手続きを行う必要があります。名義変更は車検と一緒に行うことができます。

名義変更とは専門用語で「移転登録」と呼ばれ、車の譲渡や相続などを受けた、あるいは中古で購入した際に、所有者が変わったことを申し出るための仕組みです。店頭での中古車購入であれば店舗で名義変更手続きを代行してくれるため、通常は個人間で車をやりとりした場合にのみ自分で行う必要があります。

名義変更手続きは自分でも可能ですが、少し複雑なため、車検業者に代行を依頼する人も多いようです。

一般的に、車検時の名義変更でかかる費用項目は以下のとおりです。

  • 移転登録手数料
  • 自動車保管場所証明書(車庫証明書)の手数料
  • ナンバープレート代
  • 自動車税環境性能割
  • 名義変更代行料

ただし、車の管轄地域が変わらなければナンバープレート代は不要です。軽自動車の場合は移転登録手数料がかからないなど、状況によって発生しない費用もあります。各費用の内訳を見ていきましょう。

移転登録手数料

移転登録手数料とは、運輸支局で名義変更手続きをする際に支払う印紙代です。普通自動車であれば500円かかります。軽自動車は移転登録手数料は必要ありません。

自動車保管場所証明書(車庫証明書)の手数料

自動車保管場所証明書(車庫証明書)とは、今後の車の保管場所(駐車場など)を明らかにするための書類です。最寄りの警察暑で発行が可能で、申請に2,100円ほど、受け取り(交付)に550円ほど手数料がかかります。金額は各都道府県によって若干異なります。

なお、軽自動車の名義変更では、自動車保管場所証明書(車庫証明書)が不要で費用もかかりません。ただし、地域ごとの独自ルールにより名義変更完了後に警察署へ届けを出さなければいけないケースもあるため注意しましょう。

ナンバープレート代

ナンバープレート代は、車の管轄地域が変わりナンバープレートが変更になる場合にのみ発生する費用です。具体的な金額は各都道府県によって異なりますが、一般的には普通車か軽自動車かを問わず1,500円ほどの負担が求められます。また、自身の希望のナンバーを申請する場合はおおよそ4,000円以上と、より高額な費用が必要です。

自動車税環境性能割

自動車税環境性能割とは、2019年9月末に廃止された「自動車取得税」に変わって誕生した税金です。自動車の所有権の取得時に、車の取得価額に応じて課税されます。計算式は「取得価額(1,000円未満切り捨て)×税率=税額(100円未満切り捨て)」です。

具体的な課税額は取得した車によって異なるものの、税率は0%~3%(軽自動車は最大2%)の間で変動し、エコカーなど環境性能の良い車ほど負担は下がります。電気自動車や所定の燃費基準を満たした車は非課税です。また、取得価額が50万円以下の車に関しても自動車税環境性能割は免除されます。

名義変更代行料

名義変更代行料は、車検業者に名義変更の手続きを任せるための手数料です。自分で名義変更を行わず、車検業者に代行を依頼する場合にのみ発生します。依頼する車検業者と作業内容(ナンバープレートの発行が必要かどうかなど)により費用感は異なります。できるだけ複数の業者に相談し、納得できる料金で対応してくれる依頼先を見つけることが大切です。

2.車検と一緒に名義変更するときによくある質問

車検と一緒に車の名義変更をするときによくある質問と答えをご紹介します。

Q.車の名義変更の費用を安く抑えるためには?

名義変更の費用を安く抑えたいのであれば、車検前に自分で移転登録手続きを済ませることをおすすめします。名義変更にまつわる費用で高額になりやすいのは名義変更代行料です。ほかの手数料は数百円~数千円程度で、自動車税環境性能割も車の取得価額が50万円以下なら免除されます。自分で名義変更を進めることで、費用の大部分を抑えられるでしょう。

近頃は「OSS申請」と呼ばれる、自動車関連の手続きをインターネット上からまとめてできるサービスもあります。相続や贈与で譲渡された車の名義変更は行えないなどいくつかの制限はありますが、平日の日中に運輸支局を訪れられない人でも申請できます。

Q.車の名義変更に必要な書類は?

名義変更で必要となる主な書類は以下のとおりですが、車の登録状況次第で大きく変動します。

  • 自動車検査証(車検証)
  • OCR申請書第1号様式
  • 手数料納付書
  • 譲渡証明書
  • (旧所有者の)印鑑証明書
  • (旧所有者からの)委任状、もしくは旧所有者の実印
  • (新所有者の)印鑑証明書
  • 新所有者の実印、もしくは(新所有者から)代理人への委任状
  • 自動車保管場所証明書(車庫証明書)
  • その他状況に応じて求められる書類(住民票、戸籍・除籍謄本、親権者の同意書など)

車検時の名義変更のやり方は以下の記事で詳しく解説しております。
play_arrow 「車検時の名義変更のやり方は?必要書類と流れを解説」

Q.車の名義変更は必ずしなければいけないの?

車の名義変更は、所有者の変更時には必ず行わなければいけません。道路運送車両法では以下のとおり定められています。

第十三条 新規登録を受けた自動車(以下「登録自動車」という。)について所有者の変更があつたときは、新所有者は、その事由があつた日から十五日以内に、国土交通大臣の行う移転登録の申請をしなければならない。
引用元:e-Gov「道路運送車両法」

また、実は名義変更には期限があり、上記の法文通り本来は所有者の変更から15日以内に行うよう求められています。この期限を過ぎてしまうと50万円以下の罰金が科せられる可能性もあるため注意が必要です。

第百九条 次の各号のいずれかに該当する者は、五十万円以下の罰金に処する。
二 (前略)第十三条第一項(中略)の規定による申請をせず、又は虚偽の申請をした者
引用元:e-Gov「道路運送車両法」

Q.車の名義変更をしないまま乗り続けるとどうなるの?

万が一、名義変更をしないまま車に乗り続けると、罰金以外にも以下のようなデメリットが生じてしまいます。

  • 車が現所有者の財産として認められない
  • 車検時に現所有者が代理人として手続きを行う
  • 自動車税の請求書類が元の所有者に届いてしまう
  • 自動車税の通知が届かず支払いができない
  • 交通違反時に元の所有者に反則金の請求書類が届いてしまう
  • 悪質な交通違反時に元の所有者が警察から調査される可能性がある
  • 任意保険の加入ができない、あるいは補償対象外となるリスクがある

自分自身が不利益を被ることも、元の所有者をトラブルに巻き込んでしまうこともあり得ます。車の所有者が変更になった際はできるだけ早く名義変更をすべきと覚えておきましょう。

3.まとめ

名義変更は所有者の変更から15日以内に行うよう定められた法律上の義務です。無視してしまうと罰金を科せられたり、元の所有者とのトラブルになったりと、さまざまなデメリットが生じる可能性があります。できる限り早めに対応しておきましょう。

車検時の名義変更等に関するお悩みは、お気軽にWECARSへご相談ください。WECARSの安心WE!車検は、業界最安値クラスの車検を提供しています。そのため、名義変更や部品交換等の追加費用を加えても、安く抑えることができます。まずは無料の車検見積もりをお申し込みください。

WECARSで無料見積り
安心WE!車検は 36,750円~
WECARSで無料見積り
車検のお見積もり 車検のご予約
ページの先頭へ