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基礎知識
2022/06/20

車検に印鑑は必要?必要なケースや認印について解説

車検に印鑑は必要?必要なケースや認印について解説

車検では基本的に印鑑を用意する必要はありません。しかし、場合によっては印鑑が必要になるため、事前確認が必要です。車検で必要な場合、シャチハタでもOKか実印が必要になるのかといった点も気になるところです。

ここでは、車検で印鑑が必要になるパターンやその注意点を詳しく説明します。

1.車検に印鑑は必須ではないが必要になることもある

車検に印鑑は必須ではないが必要になることもある

車検時に印鑑は必須ではありませんが、状況によって必要になるケースがあります。そのケースを見ていきましょう。

基本的には不要

現在、基本的に車検で印鑑を使用することはありません。1998年以前は車検時に印鑑が必要でしたが、国土交通省によってルールが変更されました。現在では、次の2点を満たしている場合には印鑑は必要ありません。

  • 車を個人で所有している
  • 継続検査申請書に自筆で署名している

自動車を友人と共同で所有するケースや法人名義の車の場合は、車検時に印鑑が必要です。ただし、多くの方はマイカーを個人名義で持っているため、基本的に印鑑は不要でしょう。ユーザー車検を受ける方でも、車をマイカーとして使用し継続検査申請書に自筆している場合は印鑑不要です。
法人名義でも、会社の代表者が継続検査申請書に自筆する際は押印を省略できますが、パソコンで署名している場合は印鑑が必要になります。継続検査申請書は車検証をコンピューターで発行するための専用紙で、車の所有者情報を機械で読み取ります。

また、ディーラーや整備工場で車検をしてもらう場合、以下の書類があれば継続検査申請書は必要ありません。

  • 自動車検査証(車検証)
  • 自動車税(種別割)納税証明書
  • 軽自動車税(種別割)納税証明書
  • 定期点検整備記録簿
  • 自動車損害賠償責任保険証明書

自動車税(種別割)納税証明書は普通自動車の車検で必要になりますが、オンラインで納税確認できる場合は省略できます。軽自動車の車検を受ける場合は軽自動車税(種別割)納税証明書が必要です。

車検の依頼先によっては必要なこともある

印鑑は基本的に不要ですが、車検の依頼先によっては必要になるケースがあります。車検を受ける前に依頼先に確認しておきましょう。事前に印鑑が必要だとわかれば車検をスムーズに受けられます。

なお、書類に自筆した場合でも印鑑が必要になるケースがあります。万が一サインした字が読めなかった場合、印鑑による本人確認が必要になるためです。

2.書類をパソコンで作成する方は印鑑の用意を忘れずに

継続検査申請書の使用者住所や氏名の欄をパソコンで入力している方は、印鑑を用意しましょう。パソコンで署名すると使用者本人が書類を作成したことを確認できないため、本人確認ができる印鑑が必要になります。使用者の情報が自筆であれば他の記入欄はパソコン入力でも問題なく、印鑑も必要ありません。

継続検査申請書は国土交通省のホームページからダウンロードできます。必要な情報をコンピューターで正しく読み取れるよう、黒のボールペンで記入するかパソコンで入力しましょう。記入欄の枠からはみださないことも、記入する際の注意点です。枠内におさまっていない字は、コンピューターで認識されなかったり、誤って読み取られたりするリスクがあります。

継続検査申請書に記入する主な項目は以下のとおりです。

  • 自動車登録番号
  • 車台番号
  • 走行距離計表示値
  • 使用者の氏名
  • 使用者の住所
  • 有効期限

自動車登録番号はナンバープレートに書かれた番号で、自動車の管轄地域や用途といった情報が含まれています。自動車ごとに自動車登録番号が割り振られているため、同じ登録番号は存在しません。したがって、登録番号がわかれば自動車情報が正確に把握できます。

車台番号はメーカーが各車両に刻印する番号で、車種や製造場所などの情報が含まれています。走行距離計の表示値は、100km未満を切り捨てて記入します。
参考:【国土交通省】継続検査申請書

3.認印にシャチハタは使えないことが多い

車検で認印が必要なケースでは、シャチハタを使わないようにしましょう。シャチハタによる押印は、本人が合意した証拠になりにくいと判断されるからです。

シャチハタが本人確認として使用できない理由は以下の3点にあります。

  • 自分の印影(押印後の形)と同じはんこが既製品として販売されている
  • 押印時の力の入れ方によって印影が変わる
  • 時間が経つと印影が薄くなってしまう

なりすましリスクがある

シャチハタは大量生産で作られており、印影がまったく同じものがいくつも存在します。特定の名前を使ったシャチハタを誰でも入手できることから、本人になりすまして押印されるリスクが生じます。

押印時の力の入れ方で印影が変わる

押印時の力の入れ方や角度によって印影が変わってしまうこともシャチハタのデメリットです。シャチハタはゴム印であるため、強く押印するとゴムが変形して印影が崩れる可能性があります。はんこを押すたびに印影が違っていると、照合しても本人の印影と同じだと確認できないため、シャチハタは使用すべきではないでしょう。

時間が経つと印影が薄くなってしまう

シャチハタで押した印影は、時間が経つと薄くなるリスクもあります。実印や銀行印といった重要な印は朱肉につけて押印しますが、朱肉は、ひまし油や木蝋、松脂などの原料を混ぜて作られているため、色あせたり水に溶け出したりすることなく長期間保存できます。いっぽう、シャチハタは、はんこにインクが内蔵されています。インクは朱肉よりも速乾性に優れていますが、紫外線を浴びると色あせてしまうデメリットがあります。したがって、長期間保存する書類への押印には適していません。

車検に限らず、シャチハタは本人確認が難しいため、公的な書類においては多くの場合使用不可となっています。車検においても、シャチハタではない認印を用意するようにしましょう。

4.車の名義変更時は実印や印鑑証明が必要

車に関する手続きで印鑑が必要なケースの一つに、名義変更があります。普通乗用車の名義を変更する場合、下記書類に加えて実印が必要です。

  • 申請書
  • 手数料納付書・検査登録印紙
  • 自動車検査証(車検証)
  • 印鑑証明書
  • 譲渡証明書
  • 委任状
  • 新使用者の車庫証明書
  • 自動車税(環境性能割・種別割)申告書
  • 住民票など

印鑑証明書・委任状の2点

旧使用者と新使用者がそれぞれ準備する必要があります。自動車税(環境性能割・種別割)申告書と申請書、手数料納付書は、業者を仲介せず自分で名義変更する際のみ必要です。

自動車検査証(車検証)

車検証は保安基準に適合していることを確認するための書類で、車に関する情報が詳しく記載されています。手続き書類の中でも特に重要なため、車検証の有無や記載内容はしっかり確認しておきましょう。

以下の記事では自動車検査証の見方について詳しく解説しています。併せてご覧ください。
play_arrow 「自動車検査証(車検証)の正しい見方とは?種類や確認すべきポイントを解説」

委任状

委任状は申請者の代理人が申請するために必要な書類で、インターネットからダウンロードできます。

印鑑証明書

印鑑証明書は、書類に押印した印影が本人のものだと証明するための書類です。名義変更に限らず、自動車を買う際や売る際にも必要となります。

申請書

申請書には、支払う手数料分の印紙を貼り付けます。手数料納付書は手数料を納めるために必要な書類です。車庫証明書は自動車の保管場所を証明する書類で、自動車の購入や登録、住所変更の申請時に必要です。

住民票

住民票は、旧所有者が引っ越しなどで車検証と印鑑証明書の住所が変わってしまっている場合のみ必要です。住民票の有効期限は、発行してから3か月以内です。個人であれば住民票や戸籍の附票など、法人であれば商業登記簿の謄本や閉鎖登記簿の謄本など。

5.まとめ

継続検査申請書をパソコンで署名している方や車を個人所有していない方を除けば、車検で印鑑は必要ありません。もし、印鑑が必要なケースに当てはまる場合はシャチハタ以外の認印を用意し、手続きをスムーズに進めましょう。

WECARSでは、車検における対応はもちろん、印鑑が必要となるようなケースにおいても丁寧に対応させていただいています。下記サイトでは安心WE!車検の無料見積りも可能です。車に関するお悩みやご相談がある際は、ぜひWECARSにお問い合わせください。

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