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基礎知識
2022/08/05

車検時にタイヤ交換するべき?交換基準や安く済ませる方法を紹介

車検時にタイヤ交換するべき?交換基準や安く済ませる方法を紹介

車検時には、タイヤのコンディション次第でタイヤ交換を勧められます。タイヤは車の安全な走行をするための重要なパーツであるため、具体的な合格基準も定められており、傷んだタイヤのままでは車検の通過はできません。しかし、タイヤ交換を車検時にまとめて依頼すると割高になってしまうこともあります。

本記事では、車検とタイヤの関係、具体的な検査項目と交換の基準、交換費用を安く済ませる方法をご紹介します。

1.車検時にタイヤ交換は必要?

車検時にタイヤ交換は必要?

車検は車が安全に走行できる状態かどうかをチェックする検査です。そのため、安全性に直結するタイヤのコンディションは念入りに確認され、劣化の度合いによっては交換も必要となります。

まずは、一般的にタイヤ交換が必要となる時期と、タイヤ交換の際に確認すべきポイントから見ていきましょう。

タイヤ交換の時期

タイヤの適切な交換時期は走行距離や年数から算出するのは困難です。タイヤの傷み具合には、距離や年数からは単純に予測できない以下のような要因が複雑に絡んでいます。そのため、「20,000km走行したから」のような画一的な交換はできません。

そこで、タイヤの交換時期を知るための目安となるのが「スリップサイン」の有無です。スリップサインはタイヤの溝の底にある印で、タイヤの摩耗により溝の深さが1.6mm以下まで浅くなると表面に出てきます。

スリップサインの確認は簡単で、タイヤの側面に複数ある「△」のマークを探し、それぞれのマークが指し示す溝部分をチェックするのみです。溝に橋がかかるようにしてスリップサインが出ていれば、タイヤを交換すべき時期だと判断できます。

タイヤ交換の際に見るべきポイント

実際にタイヤを交換するにあたっては、大きく以下の4つのポイントを確認すべきです。

  • サイズや扁平率を合わせる
  • 回転方向を確認しながらセットする
  • 重量ポイントでバランスを取りながらセットする
  • 適切な空気圧に整える

タイヤ交換はプロ以外でも可能ですが、自分で交換すると交換後にハンドリングや走行の感覚に狂いが生まれてしまうこともあります。
また、タイヤのサイズを間違えてしまうと「タイヤのはみ出し」として車検に通らなくなってしまいます。
タイヤ交換時のミスや交換後の安全のためにも、パンクなどの緊急事態を除いて、業者に依頼することをおすすめします。

なお、タイヤのはみ出しに関する詳細はこちらの記事で紹介していますのでご覧ください。
play_arrow 「車検に通るタイヤの基準とは?検査合格やはみ出しの基準を解説」

2.車検時のタイヤの検査項目

では、車検時のタイヤの検査で確認される項目を見ていきましょう。検査項目は以下の4種類です。

  • トレッド磨耗
  • 空気圧
  • 偏摩耗
  • ひび割れ・キズ

それぞれ順番にご紹介します。

トレッド磨耗

トレッド磨耗とは、タイヤが直接地面と接する部分である「トレッド」の消耗具合を指します。タイヤの溝にどのくらいの深さが残っているのか、まだ安全に走行できる状態かどうかを確認する検査です。

車検の合格基準としては、前述のスリップサインが出ていないこと、すなわち溝の深さが1.6mmより残っていることと定められています。スリップサインが出ている時にはタイヤ交換が必要です。

なお、冬用であるスタッドレスタイヤの場合は条件が変わり、「プラットホーム」が出ているかどうかが基準となります。プラットホームはスリップサインのスタッドレス版ともいうべき印で、こちらはスタッドレスタイヤの摩耗具合が50%を超えると表面に出てきます。プラットホームが露出したスタッドレスタイヤは、夏用タイヤとしてはまだ使えますが、冬用としては使用できません。冬に車検を受ける場合は気をつけましょう。

空気圧

タイヤにはそれぞれ適切な空気圧が定められており、車検時には現在の空気圧が適正な範囲かどうか確認されます。

タイヤの空気圧は、次の項目でご紹介する「偏摩耗」に影響します。適切な空気圧から外れてしまうとタイヤが地面にまっすぐ接地できず、特定の部分のみが強く摩耗してしまうためです。

なお、タイヤの空気圧が正常でなくても、それが直接の原因としてタイヤ交換を求められることはありません。空気が多ければ抜き、少なければ増やす対応をしてもらえます。

偏摩耗

偏摩耗とは、タイヤの一部分のみが著しく消耗してしまうことを指します。トレッド磨耗が全体の溝の深さをチェックするのに対して、こちらはタイヤが偏って消耗し、以下に当てはまっていないかを確認する検査です。

摩耗名 概要
センター摩耗 トレッド(接地面)の中心部が早く摩耗すること
ショルダー摩耗
(両肩減り摩耗)
トレッドの両側のショルダー部分(両肩部分)が早く摩耗すること
片側摩耗
(片減り摩耗)
トレッドの片側のショルダー部分が早く摩耗すること。
摩耗したサイドにより、「外減り」や「内減り」と呼ばれることも

車検で偏摩耗が見つかったとしても、それだけでは不合格にはならず、ただちにタイヤ交換ともなりません。しかし、偏摩耗の発見は、このままでは本来の寿命よりも早くタイヤ交換の時期が来てしまうことを意味しています。

偏摩耗が起こる原因はさまざまです。空気圧の過不足はもちろん、ホイールアライメントと呼ばれるタイヤの取り付け角度が狂うことによっても発生します。偏摩耗を予防するためには、タイヤがまっすぐ正常に接地できるよう整える必要があります。

ひび割れ・キズ

程度によって即タイヤ交換となってしまうのが、ひび割れやキズです。大きなひび割れやキズが見つかった場合、そのままでは走行中にタイヤが破裂して大事故を招く可能性があります。もちろん、車検にも合格できません。釘が刺さって少しキズができたといった軽度のトラブルであれば、早期発見によりパンク修理などタイヤ交換以外の方法で解決できます。こまめにプロの整備士にチェックしてもらうことが、結果的にタイヤにかかる費用を安く抑えるコツとなります。

車検時のタイヤの検査項目については以下のページでも詳しく解説しています。
play_arrow 「車検に合格するタイヤの溝の深さは?計測方法や摩耗を防ぐコツを解説」

3.車検時のタイヤ交換の費用を抑えるには?

車検時にタイヤ交換をすると割引されないケースが多く、費用が高すぎるという声もよく聞かれます。また、車検業者が作業を外注するマージンが発生し、余分な費用がかかる可能性もあります。

タイヤ交換の費用を抑えるためには、以下の3つの解決策が役立ちます。

車検前にタイヤを交換する

特に意識しておきたいのが、車検前にタイヤを交換しておくことです。タイヤに起こるトラブルのなかには、トレッド磨耗や大きなひび割れのような、自分で簡単に発見できるものもあります。定期的にスリップサインを含むタイヤ全般を目視で確認し、異常があれば速やかにタイヤ交換を申し込みましょう。

見積書を確認する

複数の車検業者に見積もりを依頼し、タイヤ交換にかかる費用を比べることも大切です。車検の費用は依頼先によって異なり、タイヤ交換などの整備の料金も店舗によりさまざまです。しかし、複数の見積もりを取らなければ、割高な料金であっても気づけません。

見積書を入念に確認し、タイヤ交換の費用はいくらか、全体でいくらになるのかを精査しましょう。また、パーツ交換などの見積もり以外に追加費用が発生しそうな部分はあるのかを尋ねておくこともおすすめです。

タイヤの定期的なローテーションを行う

普段からできる工夫として、タイヤ交換の回数自体を少なくするために定期的なローテーションを行う方法があります。

車の4輪のタイヤは、日々の走行でそれぞれ異なる負荷がかかっています。据え切りをするから前輪が著しく摩耗しているなど、運転者の癖によって消耗の仕方はそれぞれです。

ローテーションは一般的に「走行距離5,000km」か「半年ごと」にすると良いといわれています。タイヤの寿命を延ばすためにも、ぜひ試してみてください。

4.車検のことならWECARSにお任せください

ここまで、車検とタイヤの関係やタイヤ交換の費用を安くする方法を解説しました。タイヤは車検時に必ず確認され、状況によっては高額なタイヤ交換代もかかってしまいます。もしタイヤ交換を含む車検費用が高く感じ、依頼する車検業者に悩んでいるなら、WECARSにご相談ください。

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5.まとめ

タイヤ交換を含む車検の費用は、依頼する車検業者によって異なります。場合によっては見積もりから高額な追加費用を請求されてしまい、トラブルになることもあります。

そうした不安やトラブルを避けるためにも、高い技術、車検の経験が豊富なWECARSにぜひ愛車の車検をお任せください。

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