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基礎知識
2022/12/06

ユーザー車検は難しい?難易度と対処法を解説

ユーザー車検は難しい?難易度と対処法を解説

車が好きで、ある程度の知識を持っている方のなかには、車検業者に依頼するのではなく自分で点検や整備を行う「ユーザー車検」を検討したことがある方もいるのではないでしょうか。

しかし、安易な考えでユーザー車検を行うのは危険です。慣れない作業が多く手間取ることが予想されますし、修理を怠ると大きな事故にもつながります。

本記事では、「ユーザー車検」はどういうものか、その難易度と対処法を解説します。

1.ユーザー車検は難しい?

ユーザー車検は難しい?

車検といえば、プロの資格を持った整備士が専門知識に基づいて車両の点検・整備を入念に行います。一方、ユーザー車検は自分で車検を申し込み、運輸支局に車を持ち込んで車検場の検査官の確認のもと、自主的に検査を行うことになります。

ユーザー車検を行う方の目的の一つは、費用の節約でしょう。車検費用の内訳は「法定費用」と「検査費用」で、検査費用は削減が見込めます。普通自動車の場合、車検費用の平均は10万円程度であり、そのうち法定費用は5万円程度ですから、ユーザー車検を行うと検査費用を抑えられます。

ただし、ここで注意しなければならない点があります。元整備士など自動車関連業務に携わったことがある方でない限り、ユーザー車検は素人が点検・整備をすることになります。ユーザー車検は車に対する専門知識がなければ難しい検査であり、非常に難易度が高いです。

以下の記事ではユーザー車検を詳しく解説しています。
play_arrow 「ユーザー車検とは?一般的な車検との違いやメリット、流れを解説」

2.ユーザー車検が難しい理由

ユーザー車検が難しい理由を、より具体的に見ていきましょう。
ユーザー車検の障壁となりうるものには2種類あります。「書類の記入」と実際の「検査」です。

書類の記入が難しい

書類の記入は、予備知識のない方が行うには慣れない作業となります。車検証に書いてあることを必要項目に逐一記載する作業であり、慣れるまではかなり大変かもしれません。

検査作業が難しい

それ以上に大きな問題が起こりやすいのは、検査作業です。サイドスリップ、ブレーキ、ブレーキランプ、ヘッドランプ、スピードメーター、方向指示器、ワイパーなど、専門的な検査が必要となる項目は多岐にわたります。

検査によって不備が見つかった場合は、整備工場に持ち込んで修理を行わなければなりません。さらに、修理が完了したあとには運輸支局に車を持ち込み、再検査を受ける必要があります。手間や費用を省こうとユーザー車検を行ったはずが、むしろ余計な手間がかかってしまうことになりかねないのです。

点検や修理の腕に自信があり、なおかつ車体本体にも不備がないと自信を持って言い切れる方でない限り、車検業者に任せる方が賢明でしょう。

具体的な車検の項目はこちらの記事で詳しく解説していますので、試しに自分の車検理解度を確認してみましょう。
play_arrow 「法定24ヵ月点検とは?車検との違いや検査56項目一覧、費用目安を解説」

3.ユーザー車検が難しいと感じた場合

ユーザー車検を検討してみたものの「やはり難しい」と感じた場合、ディーラー、車検専門店、大手中古車販売店などの車検業者に車検を依頼することになります。

車検を依頼する流れは以下のとおりです。

➀家から近い車検業者を探し、車検の概算見積もりを複数社に依頼します
②事前点検で詳細見積もりを取るため、店舗に来店予約を入れます。
➂見積もりを確認したうえで正式に依頼をします
➃店舗に車を持ち込み車検を受けます

車検を依頼する場合の流れや注意点はこちらの記事で詳しく解説していますので、ご覧ください。
play_arrow 「【種類別】車検予約の流れと必要な書類、注意点を解説」

4.ユーザー車検が難しいときの車検業者の選び方

ユーザー車検が難しいと判断した場合は、どのように車検業者を選べば良いのでしょうか?
一般的な車検は、ディーラー、大手中古車販売店、車検専門店、ガソリンスタンド、整備工場などで受けることができます。これらの選択肢から、車検方法を選ぶ際には、「費用の安さ」「時間の短さ」「利用のしやすさ」の3つの主な観点を基準に考慮すると良いでしょう。

費用から選ぶ

法定費用はどこでも一定ですが、検査費用は車検業者によって変わるため相見積もりを取り比較検討することをおすすめします。

車検にかかる費用相場はこちらの記事で詳しく解説しています。
play_arrow 「車検にかかる費用の相場はいくら?内訳や安く済ませる方法も解説」

車検にかかる時間から選ぶ

時間は、当日車検が最短になりますが、複数の車検業者と比較ができず、結果として費用が割高になる場合もあるため、スケジュールに余裕をもって比較検討したうえで車検を受けるほうが良いでしょう。

車検にかかる時間や短縮する方法はこちらの記事で詳しく解説しています。
play_arrow 「車検にかかる時間はどれくらい?少しでも早く終わらせるには?」

利用のしやすさから選ぶ

営業日時や受付時間、ホームページの見やすさ、電話やインターネット予約システムが充実しているかなどが判断の基準となります。

車検業者はメリットやデメリットもさまざまです。
こちらの記事で各業者の特徴を解説していますので、併せてご覧ください。
play_arrow 「車検はどこに出すのがおすすめ?車検業者の比較と選び方を解説」

5.まとめ

車検というと、ほとんどのドライバーは「車検業者に依頼するもの」「自分ではできないもの」というイメージを持っていると思います。ユーザー車検はそんなイメージを覆し自分自身で車検に挑める方法ですが、知識も時間も十分でなければ対応が難しいです。

もし「車検は安く終わらせたいけど時間がなかなか取れない、知識もない」という方は、ぜひWECARSにご相談ください。業界最安クラスの車検費用はもちろん、経験豊富な整備士による丁寧でスピーディーな点検・修理は、多くの方にご満足いただいてます。まずは、無料見積もりからお問い合わせください。

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